第13回 サクセス読書会 『アメイジング・グレイス 魂の夜明け』

第13回 サクセス読書会 『アメイジング・グレイス 魂の夜明け』

bf38581cbe2b592e432137c9ebe6642c_s

2016年6月18日、豊橋にて第13回目となるサクセス読書会を開催。

内容は、課題本『アメイジング・グレイス 魂の夜明け(神渡良平 著)』を、読んできてのトーキング。

(課題本の選定は担当者を毎回変えて、持ち回りでやっています。)

今回は前回と同じ5人での開催となりました。

アメイジング・グレイス誕生秘話

黒人奴隷貿易船の船長だったジョン・ニュートンが、後悔と苦悩の末に人間の尊厳を取り戻し、アメイジング・グレイスという歌詞を作り、奴隷貿易廃止へと続く物語。

主人公ジョン・ニュートンの思考の原点に、キリスト教信仰に従って「神」が多く出てきます。

神の声を聴くというシーンがいくつかあるけれど、信仰に疎い自分とかは、それってどういう状態なんだろうと不思議に思ったのでした。

心の葛藤に近いものなのか?周りの人たちの思いが声となって聴こえたのか?

ジョン・ニュートンは人々との出会いと別れを繰り返しながら、自分自身も変わり、導かれるように物語は進んでいきます。

人との出会いは人生に大きな影響を与えるのだと思います。

妻のメアリーは、夫ジョン・ニュートンとの波乱な人生に嘆くことなく、常に夫を応援し続けます。

ジョン・ニュートンは歴史を変えた凄い人だけれど、妻をはじめ、支えた周りの人たちはもっと凄いのかもしれない。

脱線話

奴隷という言葉から、学校や会社での上下関係やいじめの話題へ。

奴隷のような扱いを受けた体験や、そういったことが連鎖してしまう現状。

教育の在り方や社会の在り方へと話題は広まっていきました。

奴隷制度廃止への困難から、経済至上主義の話題へ。

戦争など、世の中の多くの問題は、経済を最優先にしている社会に原因があり、それが問題解決を困難にしている。

などなど。

まとめ

アメイジング・グレイスという歌に込められた意味を、この本を読んで初めて知ることができました。

アメイジング・グレイス・・・驚くほどの神の恵み。

それは誰にも感じることができるもので、そういったものを感じる感性が大事なんだと思いました。

日本にも太古の昔から八百万の神々がいました。

我々人間は奇跡的に存在しています。

誰もが大いなる存在を感じないわけにはいかないでしょう。

 

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください