第19-20回読書会『これからの「正義」の話をしよう』『この世でいちばん大事な「カネ」の話』
これからの「正義」の話をしよう
平成28年12月18日(日)、マイケル サンデル著の『これからの「正義」の話をしよう』 が課題本でした。
期間が短かったせいもあり、みなさん読み終わったのが当日だったり、途中までだったりギリギリな感じでしたね^^そして、難解な本でした。
けれど、読書会は、みなさんのおかげで大変おもしろく、充実した読書会となりました。
道徳や正義について、一人で考えることはあっても、誰かと語り合って考えることはなかなかないと思います。そういう意味でとても貴重な体験ができたし、こういったところが読書会のいいところなんだなーと改めて感じました。
正解はない。考えて話し合うことが大事なのでしょう。
この世でいちばん大事な「カネ」の話
西原理恵子著、『この世でいちばん大事な「カネ」の話』を読んでの読書会でした。
著者自身の実体験で語られる「カネ」の話はとてもリアルで、貧困についても考えさせられました。
しかし、著者が一番伝えたかったことは「カネ」の話ではなく、「働くこと」だったようです。
働くことが生きることであり、そこに意味があるのでしょう。
貧困、ギャンブル依存、お金、働くこと、などなど、みなさんと考えながら楽しく会話ができました。
「カネ」は生きていくうえでとても大事なものです。
けれど、きっとそれは「カネ」そのものではなく、「働くこと」によって巡り巡ってきた「カネ」が大事なのでしょう。
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