第21回読書会『この世界の片隅に』
今回は漫画読書会ということで・・・
『この世界の片隅に (上・中・下)こうの 史代 (著) 』を読んでの座談会と、その後好きな漫画を紹介しあうという内容の2部構成でやってみました。
『この世界の片隅に』の話が尽きなく、漫画紹介はちょっとだけでしたが・・・^^
それほど、この漫画は素敵で魅力的だったのだと思います。
多くの参考文献などを元に作られたこの漫画は、物語でありながら限りなく現実に近い話だったのではないでしょうか。
著者のあとがきにもありましたが、戦災ものを教わるとき、「死」がテーマになっているため、なかなか理解できない部分がある。
それをこの本は、「生」をテーマにした漫画として伝えてくれていて、そのおかげでより深く伝わってくるのだと思います。
「この世界のあちこちのわたしへ」で始まり、「しあはせの手紙」で終わるこの物語は、言葉では伝えきれなかったものを、最後に詩として伝えたかったのかもしれません。
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