第23回読書会『あなたの話はなぜ「通じない」のか』

エアコンを入れるほど熱く感じた2017年5月6日の夕暮れ、山田ズーニー著、『あなたの話はなぜ「通じない」のか』を読んでの読書会でした。

ハウツー本ではあるけれど、ゆる~くいきましょうと始めた読書会は、笑いあり、深く考えるところありと、2時間もあっという間に過ぎる、充実した内容の読書会となりました。

メディア力、本音と建前、正論、信頼の条件、発想力、考える道具、センスと努力、意思の証明、この本の内容ではないコミュニケーションの在り方などなど、たくさんの問いと意見が生まれました。

この本は著者の経験から、通じ合うことの大切さを伝えてくれているのだと思います。
通じ合うことこそが自由なのだと・・・
その通りなのだと思います。
なぜなら、人は社会という人間関係の中で生きているからです。
多くの人と通じ合える人生は、それだけでとても自由なことだといえるのではないでしょうか?

そして、通じ合うための技術や方法があるわけです。

自分のメディア力を上げる、相手にとっての意味を考える、自分の一番言いたいことをはっきりさせる、意見の理由をはっきりさせる、自分の根っこの思いにうそをつかないというようなことが、この本の中でいっている通じ合うための技術や方法です。

この中でも、通じ合うため、自由でいるためには、自分の根っこの思いにうそをつかないということがとても重要な気がします。

どうしても、難しい話や苦手な人との会話、仕事のコミュニケーションなど、何事もなく終わらせるために自分の思いを押し殺して相手に合わせたりすることがあったりします。

それは通じ合えていない不自由な状態だといえるのではないでしょうか。

自分の根っこの思いにうそをつかねい、内面でかかわりあうことのできる環境をできるだけ増やしていきたいものです。

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