運命は決まっている?運命を切り開く力とは

運命は決まっている。
遺伝子の命令の通りに生きている。
どう行動してもこの人生を変えることはできない。
はたして運命とは決まっているものなのか?
運命と自由
確かに運命的に決められたものはたくさんあります。
この体で両親から生まれてきたこと。
生まれた時代、国、周囲の人たちや環境など。
ゲームに例えれば、ステージやキャラの特性などが決められている。
けれど、そのステージをこのキャラクターでクリアするための一番の要因は、それをコントロールするプレイヤーにあります。
ゲームがおもしろいのは、与えられた状況において、どうやってクリアするかを考え、挑戦し続けるところにあるのだと思います
プレイヤーがどう考え、行動するかによってクリアできるかどうかが決まってきます。
簡単すぎるゲームはつまらないものです。
逆に、誰もが苦戦するゲームをクリアできた時は気持ちがいい。
人生も同じく、難解だからこそ面白いのであって、難解であるほど、やりがいがあるのではないでしょうか。
当たり前のことだけど、人生はどう行動するかによって変わるのです。
人生の操作権
自分がどう行動するかは遺伝子によって決定づけられていて、結局運命は決まっているのではないか?
こんな疑問が浮かぶかもしれません。
しかし、DNAの5%が遺伝子として人間を形作っていますが、それ以外の95%は何のために存在するのかがわかっていません。
DNAには未知なる可能性が秘められているのです。
さらに、遺伝子には、眠っているものと目覚めているものが存在し、それは、環境によって変化することがわかっています。
行動次第で眠っている遺伝子を目覚めさせることもできるわけです。
つまり、すべてが運命的に決まっているわけではなく、人生の操作権は自分自身にゆだねられているといえます。
運命を切り開く
なんでこんなことになってしまったんだろう。
もう何もかもやめてしまいたい。
いっそのこと死んでもいい。
周りのせいにしたり、自分自身のしてきたことに後悔したり。
部分的にしか見ていなかったり、思い込みをしていると、今置かれた状況に嘆くことがあります。
運命は決まっているというのは思い込みです。
全体を見渡せば、知らないことが山ほどあります。
思い込みを外し、全体をよく見れば、本当は嘆くことなんかなく、目標に向かって進んでいるのかもしれない。
常日頃から、「思い込んでいることはないか?」「狭い視野になっていないか?」と、自分自身に問い続けること。
頭を柔らかくして全体を見渡すイメージをもつこと。
それが運命を切り開く力になるのだと思います。
まとめ
例えば、「仕事」についてその運命を嘆くとき、「仕事」について全てを知っているのでしょうか。
知らないことは無限に存在しています。
と、いうことは、可能性も無限に存在しているはずです。
運命は切り開くことができるのです。
全てはスタイル飛び方次第 代わりは誰にもやらすな
その目に映る世界が全てというなら
違う場所見てみましょう まるで知らないことだらけ
大丈夫、僕は君を忘れない
羽/稲葉浩志
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