第47回 読書会『まんがでわかる7つの習慣』

令和元年8月25日、夏も終わろうとしている晴天の日の午前、大清水まなび交流館ミナクルにて読書会を開催。ビジネス本の名著「7つの習慣」の要約版、「まんがでわかる7つの習慣」を課題本に取り上げました。

いつも通り自己紹介&近況報告で盛り上がったのち、まずはみなさんにこの本の理解度(何割ぐらい理解できたか、どの部分が理解できてどの部分が理解できなかったか)と、納得度(言っていることはもっともだと思うか、どの部分がそう思えてどの部分が思えないか )を聴いてみました。

やはり、理解の仕方も納得の仕方も人それぞれで、8割がた理解も納得もできたという方もいれば、ある程度理解できたけれど、納得できる部分と出来ない部分があるという方もおられました。

納得できなかった意見を一つ取り上げると、「真に」といったところに納得がいかないという意見がありました。

謙虚、勇気、正義、勤勉、節制など、人間として真に価値のある人格を手に入れる。こうした「人格主義」の発想に基づいて自分を変えることが、本当の意味での成功と幸せを呼ぶのだ。

まんがでわかる7つの習慣 22ページ

「真に」とか「普遍的」といったものは、世界中の地域や国で価値観が違うのではないか?

たしかに、様々な価値観や思想があって、それぞれに価値というものは違っているはずなのに、「真に」と言ってしまうのには違和感を感じるのもわかるような気がします。

ただやはり、万有引力や自然の法則と同じように、どこへ行っても変わらない、どこの地域や国においても通じる真の価値というものがあってもおかしくはないと思います。

納得できないという意見はそのことについてみんなで深く考えることができるので、とてもありがたいのです。

それぞれの意見を聴いた後は、7つの習慣を順番に深めていきました。

読書会をやって思ったことは、7つの習慣の前提として、意欲というものが必要だということ。

何か問題を抱えている人、何かを成し遂げようとしている人、より良い人生を歩もうとしている人、そういった人にこそ、力となる本なのだと思います。

未知なる人生を歩もうとしている若い人たちの教育にこそ「7つの習慣」を取り入れてほしい。実際に全国の4千を超える企業や学校で採用されているそうです。

読書会に参加したことで、参加者の皆さんに少しでも何かプラスになれたことがあれば幸いです。

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